ひとのこと
2019年7月18日1 分
何度空を見上げても届かないわたしの想い。
何度星を眺めても叶わないわたしの願い。
探しているときには見つけられない、大切なあのひと。
ふと小鳥のさえずりに耳を傾けたその時。
ふと頬をなぞる風を感じたその時。
そこに在る、と気づく。
その瞳のおくに宿る魂が
わたしとの出逢いに喜びをあらわにする。
ずっと前からそこに在った。
本来あるべきわたしとそうでないわたし。
その差を取る、が《悟り・覚り》というらしい。
今、ここがわたしの在るところ。
ここからはじまる。
シアワセはいつでもここに在る。